古来より、日本人は白砂青松の風光明媚な景観を愛でてきました。とりわけ三保松原は、駿河湾越しに秀麗な富士山を望むことが出来ることから、絵画や詩歌など芸術の源泉にもなってきました。大正11年に国で初めての名勝に指定、平成25年6月には世界文化遺産「富士山‒信仰の対象と芸術の源泉」の構成遺産として登録されました。
一方、海岸線の松林には潮害や飛砂・風害の防備、津波エネルギーの減衰などの機能があることが知られています。近い将来発生するであろう巨大地震と津波に備えるため、遠州灘沿岸域では、松林をいったん伐採して防潮堤を建設し、その上に植林することによって海岸林を再生する工事が進行しています。
このトークカフェでは、松原保全の大切さを理解し、後世に美しい景観を残すために何が必要なのか、防災の視点からどのような松林育成が望ましいのかを考えてみましょう。
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