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NPO法人才の木トークカフェ
二酸化炭素排出量削減目標を達成するには、森林による二酸化炭素吸収源機能を最大限に使うことは言うまでもありません。また、未利用木質資源として間伐材や林地残材の利活用は、化石資源の消費を減らしたり、二酸化炭素を貯蔵するため、さらなる排出削減に貢献します。低炭素社会を向かえるにあたり、今まで使われていなかった、こうした低質材をターゲットにした新産業創出の機運も芽生えています。
ここでは、木材利用と国土保全、二酸化炭素貯蔵、化石資源代替による二酸化炭素排出量削減、地域活性化等について様々な立場から話題提供して頂き、問題点を明らかにし、どのように解決していけばよいのか、フロアーと一体となって討論しました。
ここでは、木材利用と国土保全、二酸化炭素貯蔵、化石資源代替による二酸化炭素排出量削減、地域活性化等について様々な立場から話題提供して頂き、問題点を明らかにし、どのように解決していけばよいのか、フロアーと一体となって討論しました。
川井秀一(京都大学):才の木の立場から
小西千晶(株式会社 東芝):企業の立場から
服部順昭(東京農工大学):カーボンフットプリントとその展開
小林紀之(日本大学):カーボンオフセットと行政の観点から
鮫島正浩(東京大学):バイオエネルギーの立場から
司会:福島和彦(名古屋大学)
各スピーカーより15分程度の話題提供、その後、カフェトークを行いました。
本音で語り合う討論を通して、間伐材利用に関する皆様の疑問にお答えしました。
・カーボンフットプリントって何?
・カーボンオフセットって何?
・木質バイオマスという言葉をよく耳にするが、木材とどう違うの?
・木を伐って使ったら、二酸化炭素を排出することになるのでは?
・直径30cm以上の太い材まで間伐材って呼ぶなんてどこか変じゃない?
・LCAという言葉をよく耳にするが、エコとどう関係するの?
・林地残材って何のこと?
・農水省も経産省も環境省もバイオエネルギー生産技術開発のための補助金を出しているが、どうして一本化できないの?
・日本では木が余っているのになぜ輸入しているの?
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