さいのき、サイノキ、SAINOKI、・・・・さわやかな響きのするこの言葉を、わたしたちのNPO法人名に選びました。「才」は、草木のはじめ、芽生えの意味、だから「才の木」は枝葉をことごとく宿し、大きく伸びる力を秘めた若木です。
わたしたちNPO法人「才の木」は、市民、研究者、企業、行政、さらに(社)日本木材学会と連携し、木づかい、森づくりの環境教育ネットワークづくりに取り組んでいます。
わたしたちNPO法人「才の木」は、市民、研究者、企業、行政、さらに(社)日本木材学会と連携し、木づかい、森づくりの環境教育ネットワークづくりに取り組んでいます。
ところで、いま、日本の山(森)は、大変荒れています。国土を保全し、水を浄化するなど、環境を守る機能が十分発揮できない危機的な状態です。なぜそうなったのでしょうか。
この理由は、戦後植林した1000万haに及ぶ人工林が育ってきたにもかかわらず、十分活用されていないためです。このため、森林の手入れ不足が深刻になり、山が荒れているのです。
この理由は、戦後植林した1000万haに及ぶ人工林が育ってきたにもかかわらず、十分活用されていないためです。このため、森林の手入れ不足が深刻になり、山が荒れているのです。
これに対して、2004年の「木づかいのススメ」という提言((社)日本木材学会:日本の森を育てる木づかい円卓会議)は、各方面から大きな反響があり、多くの賛同をいただきました。2005年2月に温暖化防止に関する京都議定書が発効し、−6%(1990年基準)の二酸化炭素の排出抑制は日本の国際公約となりました。
この具体的解決策には、森林による二酸化炭素の吸収に多くの期待(−6%の約2/3)が寄せられています。これを実現するためにも、間伐などの適切な管理によって森を守り、木材資源を活用することが大切です。
この具体的解決策には、森林による二酸化炭素の吸収に多くの期待(−6%の約2/3)が寄せられています。これを実現するためにも、間伐などの適切な管理によって森を守り、木材資源を活用することが大切です。
一方、日本は80%を輸入木材に頼り、国産材の利用は20%に過ぎません。このような極端な需給状況を是正し、国産材を積極的に利用することが、日本の森を育て、わたしたちの環境を守ることにつながります。
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