NPO法人才の木は木材利用と森づくりを通した環境教育の普及・啓発活動を行うとともに、木材・森林産業の新たな物づくりや仕組みづくりを応援しています。この度、特に、森林・木材ビジネスと行政の第一線で活動しているみなさま向けに、「低炭素社会に向けての新カーボン戦略」と題する実用的な講習会を下記の要領で開催いたしました。

テーマである「カーボンオフセットとカーボンフットプリント」においては、現在その分野における第一人者であり、才の木理事としても活躍している、小林紀之・日本大学教授ならびに服部順昭・東京農工大学教授を講師に迎え、最新の情報をお届けしました。

京都議定書のCO２削減期限は待ったなしに迫っております。二酸化炭素を大気中に放出しないことと同時に、森林や木材の炭素貯蔵効果を活かす社会的な仕組みが大事になってきました。低（二酸化）炭素社会に向けて今すぐなにをなすべきか、今回の講習会では先進の海外・国内の事例など多くの有益な情報をお持ち帰りいただけたものと確信しています。