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NPO法人才の木 トークカフェ

驚きの木の使い方II

− バイナリファイナリー実用化の最前線 −

2023年の世界平均気温は観測史上最も高く、産業革命以前と比べ1.45℃(世界気象機構)、あるいは1.48℃(コペルニクス気候変動サービス)上回ったことが確認され、パリ協定が定めた1.5℃に切迫する事態となっています。さらに、2024年は観測史上最も暑い年になることが危惧されており、あらゆる分野において温室効果ガスの排出削減は喫緊の課題です。
日本においては、CO2総排出量うち運輸部門が18.5%を占めており、そのうち国内航空は5%です。航空分野でのCO2削減ではSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)が注目され、国内での生産が試みられています。そして、2030年時点のSAF使用量として、日本のエアラインの燃料使用量の10%をSAFに置き換える目標を設定しています。
私たちの生活に欠かせないプラスチック製品もそのほとんどが化石資源に由来しており、有機資源由来のバイオマスプラスチックや微生物によって分解される生分解性プラスチックへの転換が求められています。
今回のトークカフェでは、トウモロコシなどの食用の植物と競合しない国内の製材廃材から調製したパルプ原料由来の第2世代バイオエタノールを経由したSAF製造技術の現状や課題、生分解性プラスチックにおける分解生成物の安全性について学びながら、今後の方向性について一緒に考えてみませんか。

日時2024年10月14日(月)13:30 ~ 16:30
場所愛媛大学農学部 アクティブラーニング室
後援一般社団法人 日本木材学会
参加費無料
申込方法下記のURL、あるいはQRコードの「登録用フォーム」から申し込みください。
https://forms.gle/5MvCKJwESZsz2gAHA
QR_676595.png
「登録用フォーム」に記入していただくと、開催数日前にトークカフェのURLを送付いたします。

内 容

13:30~
開会挨拶
高部 圭司(NPO法人 才の木・理事長)

13:35~
国産第二世代バイオエタノールからのSAF生産
泉 可也(株式会社Biomaterial in Tokyo社長)

14:15~
植物セルロース系生分解性プラスチックの環境安全性評価
鑪迫 典久(愛媛大学大学院農学研究科 教授)

14:55~
コーヒーブレイク

15:15~
トークセッション

司会・コーディネーター:伊藤 和貴(NPO法人 才の木・理事)

チラシのダウンロード


問合せ先

NPO 法人才の木
〒113-0023 東京都文京区向丘 1-1-17 タカサキヤビル4階
TEL: 03-3813-1567
E-mail: info@sainoki.org
HP: http://www.sainoki.org

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