このイベントは終了しました。
多数のご参加ありがとうございました。
なお、予定していたNPO法人才の木・理事 高野勉氏(森林総合研究所研究情報科長)が直前葬儀出席のため欠席となり、同話題提供については準備原稿に基づき司会を予定していた福島和彦氏が代講いたしました。また、トークセッションには金子真司氏(森林総合研究所 戦略研究部門 部門長、震災復興・放射性物質研究拠点 拠点長)が代理参加され、さまざまな議論質問に参加いただきました(画像参照)。
NPO 法人才の木 トークカフェ
放射性物質汚染地域の森林・林業はどうなるのか?
現在の放射性物質汚染地域の主要な問題点は、木材利用上の障害となる高放射性セシウム濃度の樹皮の処理方法、広い範囲で安全基準値を超えているきのこ栽培用原木の問題、放射性セシウムを集積する一部の野生きのこ・山菜生産、これに加えて、地域自治体や住民の要望として森林除染等、多岐にわたっています。今回のトークカフェでは、汚染地域の現状を正しく理解した上で問題点を整理し、その対策について、実証事業による実例等を紹介し、地域復興・林業再生に向けた議論をおこないます。
開会挨拶
NPO法人才の木・理事長、日本木材学会副会長 福島和彦
話題提供
放射能による森林汚染の現状と林業・林産業再生への課題
NPO法人才の木・理事 高野 勉(森林総合研究所研究情報科長)
宇都宮大学演習林における取り組み-調査研究と林業作業・学生実習
宇都宮大学農学部・教授 飯塚和也
資料提供
しいたけ原木生産再開に向けた取り組みと消費者動向
東京大学大学院農学生命科学研究科・准教授 田野井慶太朗
風評被害を回避するきのこ高付加価値への挑戦
東京農業大学地球環境科学部・教授 江口文陽
司会進行:NPO法人才の木・理事長、日本木材学会副会長 福島和彦
各スピーカーより30分程度の話題提供、その後、トークカフェを行います。
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今回のトークカフェについては、木材工業第71巻10号にも概要が掲載されています。
→トークカフェ概要ダウンロード
→会誌「木材工業」へはこちら
日時 | 平成28年6月11日(土)14:30 ~ 17:30(受付14:00) |
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会場 | 東京大学弥生講堂アネックス (東京メトロ南北線 東大前駅 下車 徒歩1分) |
主催 | NPO法人 才の木 |
共催 | 一般社団法人日本木材学会 |
参加費 | 無料 ※どなたでも参加できます |
参加方法 | 氏名、連絡先(勤務先)を明記の上、NPO法人才の木まで電子メールにてご連絡下さい。(info@sainoki.org) |
問合せ先
NPO 法人才の木
〒113-0023 東京都文京区向丘 1-1-17 タカサキヤビル4階
TEL: 03-3813-1567
E-mail: info@sainoki.org
HP: http://www.sainoki.org