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多数のご参加ありがとうございました。
日本学術会議 公開シンポジウム
福島原発事故による
放射能汚染と森林・木材 Part II
東京電力福島第1原子力発電所の事故から放出された放射性物質は、福島から北関東の山間部に広く拡散し、地域の森林、林業、 木材関連産業に大きな影響を及ぼしている。事故から二年半が経過し、大学や研究機関により森林生態系や木材、林産物への 影響の調査が進み、実態が把握されつつあり、同時に生活圏への除染等の対応が進められている。
一方、放射性セシウム137の半減期は30年と長いため、長期的な取り組みの検討が必要である。とくに森林は広大な面積を占め、 その除染には莫大な経費がかかるので、生活圏の除染に比べて優先順位が低いが、今後流域を含め長期的な対策が必要となる。
本シンポジウムは、25年11月7日開催の公開シンポジウムに続き、緊急に求められる対策やその長期展望について最新の科学的 知見をもとに、多角的な視点から議論する。
主催 | 日本学術会議農学委員会林学分科会 |
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共催 | 森林・木材・環境アカデミー、認定NPO法人才の木 |
日時 | 平成26年1月24日(金)13:30~17:35 |
会場 | 日本学術会議講堂(地下鉄千代田線乃木坂駅徒歩3分) |
会費 | 無料 ※どなたでも参加できます |
※認定NPO法人才の木は共催団体のひとつです。
開会挨拶
川井秀一(京都大学)
講演者
森林・木材の汚染実態と長期モニタリングの必要性
高橋正通(森林総合研究所)
集水域生態系における放射性セシウムの移動・蓄積の実態把握
大手信人(東京大学)
地域林業の原発被災と担い手問題
早尻正宏(山形大学)
野生生物を調べてわかること
石田 健(東京大学)
パネル討論会
コーディネーター:田中和博(京都府立大学)
閉会挨拶
鈴木雅一(東京大学)
問合せ先
NPO 法人才の木事務局: 〒113-0023 東京都文京区向丘 1-1-17 タカサキヤビル4階
TEL&FAX : 03-3813-1567
E-mail: info@sainoki.org
HP: http://www.sainoki.org